二黒土星の基本的な性格・性質・運勢

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二黒土星の性格・性質

大地のように受け入れる星

遁甲盤の後天定位において、二黒土星は南西60度が本座となります。
季節は7月〜8月の夏から秋、時間は13時〜17時までの昼から夕方までを担当。
そして、色は地球の大地を表す、「イエロー、ブラウン」です。
このことから二黒土星は大地の土を意味するので、大地のように広くて寛大な心を持っています。
小さなことはあまり気にせず、あらゆる事を受け入れる(吸収)でしょう。
また、「母なる大地」というように、全ては大地から芽生えるので、「育成」も意味します。
男女共に母のように優しい人が多く、人を育てたり、面倒を見たりすることを好みます。
芽生えたことがしっかりと育つまで、途中で諦めたりすることはないでしょう。

縁の下の力持ち

二黒土星の「黒」は万物が成長する前の暗黒を表すので、母親の胎内で育つ胎児や、
土の中で芽を出そうとしている状態のことです。
そのため、陰の力が強い星となり、「世の中の陰(影)」であることを望みます。
しかし、中には周りの人に押し上げられて表舞台に出ていく人も一部いますが、
基本的に目立ちたがり屋な二黒土星の人はあまりいません。
組織であれば二番手のサブヘッド、スポーツの野球で例えるならポジションは女房役であるキャッチャーのように、陰で全体を支えることでパワーを発揮できる星です。
まさに、「縁の下の力持ち」とは陰の立役者である二黒土星のことを指します。

努力は自信となる

真面目な性格である二黒土星の人は、目の前の選択に迷いがあったとしても、常に手堅い道を選びます。
九星の中では最も、「堅実派」な星といわれ、冒険する道を選ぶことはほとんどありません。
いまの自分に合った身の丈で生きています。
また、二黒土星の土の「根」を表すので、根を張るような努力はお手のもの。
コツコツと努力を積み上げて実績を上げ、そこから大きな自信を生み出せる星です。

マイペースな一面も

二黒土星は「穏やか」というエネルギーを持っているので、のんびりと心が落ち着いている人が多くいるでしょう。
そのため、何をするにもゆっくりとマイペースで取り掛かろうとします。
この姿に周りの人は、「あの人、ちょっと遅いけど大丈夫かな?」と思ったりしますが、
これは星のエネルギーに沿った特有の行動なので、動きがゆっくりな二黒土星ほど運勢が強くなります。
逆に、いつも慌ただしく心が落ち着かない生活を送っているのであれば、生活を見直す必要があるでしょう。

晩年の星

晩年の星である二黒土星は、50代から人生の花が開く星です。
歳を重ねるごとに運勢は上がっていくので、若い頃に苦労や挫折を経験している人ほど、
「土(人生)」が耕されて晩年は豊かな土壌となるでしょう。

二黒土星の運勢

二黒土星の恋愛運

他の星よりも奥手な性格でプライドも高いため、なかなか自分から「好き」と言えない人もいます。
しかし、交際がスタートして相手との関係に慣れてくると、積極的に尽くし始めます。
たとえるなら、母親みたいに優しく相手を包み込むように。
受け身の姿勢で時間をかけながらゆっくりと恋愛を実らせることがよいでしょう。

二黒土星の仕事運

「育てる」力に長けているので、人を育成するような仕事が向いています。
二黒土星は職人気質なところもあり、人一倍こだわりが強いため、高い技術を身につければ仕事で大活躍するでしょう。
【適している仕事】
ヘルパー、看護士、保育士、美容師、秘書、デザイナー、マネージャー、農家、不動産業、サブヘッドなど

二黒土星の健康運

心穏やかで基本的には何でも受け入れますが、それが原因となって少しずつストレスを溜め込んでしまいます。
ストレスは胃に負担がかかってしまうので、こまめに発散するようにしましょう。
もしくは些細なことを気にしないことが健康の秘訣ですね。
【気をつけたい箇所】
胃腸、腹部、婦人科系

二黒土星の金運

コツコツと貯めて財産を築きあげます。もともとお金の管理はしっかりしており、無駄な出費は少ないでしょう。
また、浪費と投資の判断が鋭く、ケチなタイプでもないため、後輩やお世話なった人には気前よく払います。
そして、不動産とのご縁があるので、投資として土地や家を持つことが金運アップに繋がっていきます。

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