二黒土星傾斜（坤宮）の性格・性質
九星気学で二黒土星の土は植物が芽生える大地を表すので、育成という意味から「母なる大地」と呼ばれています。
なので、母のように優しく物事を受け入れ、面倒見がいい特徴があります。
忍耐強い性格でもあるので、途中で物事を投げ出すことなく、継続できる力を持っています。
そのため、二黒土星傾斜の人は基本的に真面目で真っすぐな一面を持っています。
また、二黒土星は物静かで落ち着きのある星でもあるので、本命星が明るい星の場合、そのギャップに周囲は驚かされることでしょう。
「あの人さ、意外と根は真面目なんだよね～」という人には二黒土星傾斜の人が多いかもしれませんね。
しかし、そんな二黒土星ですが、物事を受け入れる力を持っている分、良い事ならいいですが、悪いことも受け入れてしまうことがあります。溜まったストレスが地中のマグマのようにグツグツ煮え始め、いつか噴火して感情を爆発させてしまうことがあるでしょう。
普段優しい人が怒ったほど、恐いものはないですよね。
ですから、二黒土星傾斜の人は、ストレスが溜まったと感じた時点で、爆発する前にこまめに発散していくとよいでしょう。
二黒土星傾斜（坤宮）の開運法
二黒土星傾斜の人は、二黒土星と相性の良い星である、九紫火星、つまり、火星の要素を生活に取り入れることで開運すると言われています。
色で例えるなら、九紫火星は火の色である赤色と紫色を表す星なので、赤色や紫色を日常で取り入れると、九紫火星のような、元気さ、美しさを手に入れることができます。
日常でちょっと疲れたときや、美しくなりたいときはぜひ、九紫火星の色を取り入れて見て下さい。
自分の心が元気になるのと同時に、周りからアナタをみる目が変わってくるようになってきます。
ちなみに、下着は肌に直接触れている時間が長いので、下着の色が人間の気に大きく影響すると言われています。
なので、下着に赤色や紫色をチョイスすれば九紫火星の開運効果がありますよ。
本命星との組み合わせによる二黒土星傾斜（坤宮）の性格・性質
▼本命星が一白水星、傾斜が二黒土星の場合
この組み合わせは、一白水星のしなやかさと二黒土星の優しさによって、非常に穏やかな性格になっていきます。心の平穏が生きるテーマと言ったところでしょうか。そして、何よりも、細かいところまで気が利く人が多いので、異性からモテる人が多いと言われています。
▼本命星が二黒土星、傾斜が二黒土星の場合
二黒土星と二黒土星。これは気学で特殊な組み合わせの一つと言われています。一見すると大人しい人なのかな？と思いきや、実は行動的で大胆。性格は明るめで思い立ったら即行動する人が多いんです。陰陽で例えるなら、二黒土星の陰が極まって陽に転じた感じですね。
▼本命星が三碧木星、傾斜が二黒土星の場合
アグレッシブな三碧木星の性格に対して、二黒土星の控えめな部分がうまくブレーキになって、三碧木星特有の荒々しさがなくなります。バランス型の性格と言ったほうがしっくりくるかもしれません。逆に言えば、自分のなかでバランスが取れないとうまく力が発揮できない傾向にあります。
▼本命星が四緑木星、傾斜が二黒土星の場合
四緑木星と二黒土星、共に穏やかな性質があるので、非常に落ち着いた性格と言えます。また、地に足を着けた考え方の人が多く、無謀な冒険、リスクを取らない傾向にあります。そういった意味では、着実に一歩一歩進む人が多い星の組み合わせとなりますね。
▼本命星が五黄土星、傾斜が二黒土星の場合
五黄土星と二黒土星、これは土星同士の組み合わせなので、人を引っ張る、または陰で支える、つまり、縁の下の力持ちなど、非常に土星の性質が強い人と言えます。また、土星特有の忍耐強さがあり、継続力に関しては九星の本命星と傾斜の組み合わせの中では一番ではないでしょうか。
▼本命星が六白金星、傾斜が二黒土星の場合
やはり、完璧主義な六白金星と、真面目な性格の二黒土星の影響でしょうか、几帳面で、キッチリやらないと気が済まない人が多いようです。そのため、自分が納得するまでやりきる傾向にあります。そういった意味では、非常に真っすぐな性格を持っていると言えますね。
▼本命星が七赤金星、傾斜が二黒土星の場合
本来の七赤金星であれば、陽気で明るい性格なのですが、傾斜に二黒土星が加わることで真面目さが出てくるため、少々控えめな性格となります。また、その場の空気を読むのに長けていて、人に気を使える人が多いでしょう。しかし、たまに気を使い過ぎて、心に溜め込む傾向があるので気をつけたいですね。
▼本命星が八白土星、傾斜が二黒土星の場合
これもまた土星同士の組み合わせですね。この場合、気学では二黒土星の影響が強く出るため、面倒見が良い人が多いようです。人の好き嫌いで行動を変えることがあまりなく、基本的には誰とでも同じように接することができて、いつも穏やかな表情で冷静に対応できる傾向があります。
▼本命星が九紫火星、傾斜が二黒土星の場合
一言で例えるならば、まさに「情熱こそが生命線」全ての原動力は情熱と言っても過言ではありません。自分がやると決めたときの行動力、継続力は他の星の組み合わせに比べて、突き抜けたものがあります。また、自分の中で世界があり、その世界と共有できるような人や環境を好むでしょう。
