九星気学とは

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人類は宇宙エネルギー=氣をコントロールした


みなさんは「氣学」をご存知ですか?

知っている人や、はじめて聞いたという人もいらっしゃるかもしれません。

氣学は読んで字のごとく、「氣」を学ぶ学問のことです。

氣という概念が生まれたのはおそらく農耕文化が始まった5000年くらい前といわれ、この頃から人類は自分を越えた大きな存在が世の中にあることに気づきはじめました。

たとえば、「季節」

春に種を蒔けばやがて実りとなるが、真冬に種を蒔いても実りはありません。

こうして、自然には一定の流れ(宇宙エネルギー)があることを知ります。

そこで、生きる人間がこの宇宙エネルギーを活かして、もっと自然をうまくコントロールできるようになる力を得たいと考え行動します。そこから、生きる力と活かす力が重なって「生活」という言葉が生まれました。

後にその宇宙エネルギーを「氣」と捉えて「元気、勇気、気分、気持ち、人気」などの人が生きる生命力も氣と古代中国は考え、氣学(氣の学問)として確立させました。

日本では大正時代に日本人が古代中国の考え方である「九星術」や「方位術」「風水」に「陰陽」や「五行」をあわせて体系化したものを九星気学と名づけました。

 

氣学は大昔から活用されていた


九星氣学の元になった、易、漢方、暦、方位術の考え方が、仏教の伝来とともに日本へ伝わってきました。

中国との交流が盛んに行われた平安時代には陰陽師により、貴族の間で方位術がブームになりました。

「源氏物語」では「方違え」という、恋人に会いに行くために凶方位を避けてよい方位で行く風習が登場します。

戦国時代には上杉謙信や織田信長が方位術を兵法に使い、乱世を生きました。

そして、江戸時代にはその方位術がようやく庶民にも浸透して「家相」に用いられるようになります。ここで「辰巳玄関」「戌亥蔵」が日常に活かされました。

伝来から考えてみると、千年以上の時を経て方位の考え方がゆっくりと日本に定着したということがよくわかりますね。

 

運命を切り開いていく開運術


自然界に存在する全ての命は、生まれると同時に「滅(死)」に向かいますが、人間もまた例外ではありません。

生きようとせず、流された生き方をしていれば、誰でも人生の障害やトラブルなどの滅に向かって知らぬ間に引き寄せられてしまいます。

自然界の中で生きる私たち人間は、一定の方向性を持っている「氣」の影響を受けているため、氣の流れに従えば栄え、逆らえば滅んでいきます。

また、運命は「命を運ぶ」と書きます。

命を運んでいくのは自分自身。運命は自分で変えられます。

氣学は、自分を生かしてくれる「氣」の流れを学び、それを自分の人生に生かすことができるので、自ら運命を切り開いていくことができます。

 

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